Intune と Microsoft ビジネスストア を連携することで、ストアアプリケーションを管理者が選択して配布することができます。
有償のアプリケーションなども一括調達が可能です。
今回は、そんなストアアプリの配信に必要な準備の手順を紹介します。
Microsoft ビジネスストアの設定
Microsoft ビジネスストア は規定ではIntuneからのアクセスを許可していないため、アクセスを許可する必要があります。
1. Microsoft Endpoint Manager admin center を開き、「テナント管理」を選択します。
2. 「テナント管理」から、「コネクタとトークン」を選択します。
3 「ビジネス向け Microsoftストア」画面から「ビジネスストアを開く」を選択します。
4 「ビジネス向け Microsoftストア」から「管理」を選択します。
5 「ビジネス向け Microsoftストア」の「管理」画面から、「設定」を選択します。
6 「設定」画面から、「配布」タブを選択します。
7 「配布」画面内の「管理ツール」から「Microsoft Intune」の操作の「有効化」を選択します。
8 管理ツール の「Microsoft Intune」の状態が「無効」から「アクティブ」に変更されたことを確認します。
Microsoft Endpoint Manager admin center の設定
Intune から、Microsoft ビジネスストア に対し、同期を行う設定を行います。
1 「ビジネス向け Microsoftストア」の状態が「設定されていません」となっていることを確認します。
2 「ビジネス向け Microsoftストア」画面の ビジネス向け Microsoftストアの同期を「有効にする」に変更します。
3 「ビジネス向け Microsoftストア」画面の Intuneコンソールで表示する言語を「日本語」に変更します。
4 「ビジネス向け Microsoftストア」画面の購入したアプリの同期から「同期」を実行します。
5 「ビジネス向け Microsoftストア」画面から、状態が「アクティブ」となり、同期されたことを確認します。
6 「Microsoft Endpoint Manager admin center」画面から、「アプリ」を選択します。
7 「アプリ」画面のプラットフォームから「Windows」を選択します。
9 アプリケーションリストにストアアプリから同期されたアプリケーションが表示されることを確認します。
以上が、Intune による ビジネス向け Microsoft Store アプリの配信を行うための事前準備の流れとなります。